2013年は、いつもは閑散期だった2月も忙しく過ぎていき、
そのまま、春のシーズンへ。
夏にも学生さんや、国際会議のお客様など、おかげさまでたくさんのお客様との出会いがありました。
さて、これまでのトピックの一つとして、2月のとあるミーティングのご報告をいたします。
過去のノーベル賞受賞者たちの生の講演を聴こうと、世界各国から選抜された優秀な学生や研究者の方たち約100名が、日本文化体験をしてくださいました。
今回の書道は古代文字だったので、みなさん絵を描くように、のびのびと筆を走らせている姿が印象的でした。
生け花では、subject / objectの関係をすんなりと理解し、皆さん実に手際よく生けておられました。
茶道では、お点前が終了してからの質問タイムも、大いに盛り上がりました。
日頃から勉強熱心な方たちだからでしょうか。
着物を着ると、どこのお国の方でも、気分が上がるみたいです。
参加者の中には、日本人の方も。
「実は生け花をするのは初めて」
「書道なんて、中学生以来かも・・・」
といったつぶやきも聞こえてきました。
日本の伝統文化の素晴らしさを、再発見するきっかけにしていただけたら、嬉しいです。
この方たちの中から、ノーベル賞受賞者が登場するのかもしれません。
そう思うだけでワクワクした一日でした。